スキーの初歩的な滑りとして、よく耳にする言葉に「ボーゲン」や「プルークボーゲン」があると思います。この用語、何語かご存知ですか?今回は「プルークボーゲン」の言葉の意味や実際の練習方法を、皆さんにご紹介していきます。
「プルークボーゲン」は何語?
結論
- 「Plugbogen」(プルークボーゲン)、実はドイツ語です。
- 「スキーをハの字にして除雪抵抗を得て、弧を描くように方向変換を行うスキー技術のこと」(「日本スキー教程より」)
- ちなみに、英語では「Snowplough turn」です。
- 「snowplough」には「除雪する」という意味もあり、雪面からの抵抗をうまく利用してターンに繋げていく初歩的でありながら、スキーの基本運動でもあります。
- 「ボーゲンを練習しましょう。」を英語にすると「Let’s practice snouplough turns.」となるわけです。
プルークボーゲンでターンをしていくためのステップ
ココがポイント
- プルークボーゲンはスキー運動の基本として、上級者も大切にするスキー技術であり、上達に悩むスキーヤーには、改めてプルークボーゲンで技術の見直しをしていただくこともあります。
逆を言えば、早い段階からプルークボーゲンをしっかり体得出来れば、上達も早いと考えていますので、しっかり抑えたいですね。
プルークボーゲンでターンができるようになるまでに、大切なステップは主に以下の4点と考えています。
②スキーで「除雪抵抗」を感じながら、正しい位置に乗ろう
③ターンでは「外脚」を意識して、「外脚」にしっかり重さを乗せよう
④足の「回旋」を加えて、ターンを仕掛けていこう
それでは順を追って解説しますね。
まず①の「基本的な構え」です。筆者も含めて、上級者の皆さんはシーズン初めになると緩い斜面で「プルーク」姿勢を使って「基本的な構え」を掴むことから始めます。
シーズンスポーツですから、長いこと「正しい構え」から遠ざかっていますしね。
最も大事になるのは「基本姿勢で膝と足首を曲げること」です。とは言ってもどの程度曲げれば良いでしょう?
スキーを揃えて、斜度のないフラットな整地でスキーを装着し、軽くジャンプしてみましょう。着地した際に少し足首と膝が曲がると思いますが、これが基本となる「足首と膝の曲げ」になります。
横から見たときの目安として「踵の上にお尻がくる」ポジションが良いと思います。
もう一つ、細かい目安ですが、「スネの角度と背中の角度が平行になること」も良いポジションです。
斜度が緩いほど角度は緩く(垂直方向)になると思いますが、スキーブーツは必ず少し前傾するようにできていますから、少なからず前傾をします。少しブーツの前側(タング)を押しているような感覚くらいで良いでしょう。
スキーは速度が上がってくると、足首の曲げ具合が緩み「後傾」になってしまっていきますが、これがスキー技術の差となる重要なポイントです。
速度に応じて足首や膝の曲げ具合を強めてきますが、常にスキーの真上に乗っている状態を作るため、足首を緩めることはあまりありません。
前からも見てみましょう。よく「ハの字」という言葉を使いますが、僕は「三角形を作る」をオススメしています。
・スキーを「三角形」にする
・頭、ストックの先をつないで「三角形」を作る
これができると、スキーの真ん中に立てるとともに、足首と膝を曲げると、重心は綺麗にスキーの真ん中に重さを乗せることができます。迷ったら「正三角形」を作るイメージで良いと思います。
続いて②「スキーで雪面抵抗を感じながら、正しい位置に乗ろう」ですが、雪面抵抗を感じるために、スキー板は「三角形(=ハの字)」を作り、内側をしっかり立てます。
スキーの内側が立てづらい場合、少し膝を内側に近づけるようにすると、感覚が掴みやすいと思います。そして、スキー全体を斜め前に押し出すようにしてみましょう。斜め45度、前へ押し出すイメージです。
スキーを押し出すことで雪面からの抵抗が増しブレーキ傾向(=制動)、押し出しを緩めることでスキー板がフラット気味に戻るので抵抗が減ってスピードが増していきます。
スキーの押し出す感覚を強めたり弱めたりする感覚で大丈夫です。
さあ、この「三角形」と「押し出しの感覚」を使って、真っ直ぐ滑って見ましょう。
ちなみに、三角形で真っ直ぐ滑る状態を正確には「Plugfahren(プルークファーレン)」といい、これもドイツ語です。「プルークボーゲン」はこの技術にターンを加えた技術用語です。
スキーを三角形にし、少しスキー板を押し出す感覚で止まっている状態がスタートポジション。「押し出す感覚」を少し緩めて徐々に滑走、「押し出す感覚」を強めることで徐々に制動、これを繰り返してみましょう。
「押し出し」が難しく感じる場合は、少しだけ膝を曲げて、押し出しても良いでしょう。やりすぎは足首が緩んでしまうので禁物です。
お子様や初心者に教える場合は、滑る途中にストックや目標物を置いて、どこでスキー板を「押し出す」か、目標を立てるときっかけが掴みやすいかもしれません。
まずは滑り始めから制動まで1回。できたら2回。慣れたら複数回を連続していくように練習すれば良いでしょう。
また、最初はちょっとした斜度でもスピードに恐怖を感じてしまうこともありますので、ゴール付近はフラットな場所になるような場所で練習をすると安心感も高まると思います。広いゲレンデがお勧めです。
続いていよいよターンです。ターンができて「プルークボーゲン」になります。
今まで三角形の真ん中に重心を落としてきたイメージを、曲がる方向とは逆側のスキーに体の重さを乗せるようなイメージで、体の重さを乗せてみましょう。「外脚に重さを乗せる(=荷重する)」ことになります。
「ちょっと外脚のスキーに寄りかかっちゃおうかな」のようなイメージで良いでしょう。
スキーは重さを乗せて板を曲げることで、ターンができます。まずは三角形を作って真っ直ぐ滑り始め、右脚か左脚に寄りかかるようにして見ましょう。自然とスキーが曲がっていきます。
右脚に寄りかかれば左ターン、左脚に寄りかかれば右ターンとなります。最初は1ターン。次に2ターン。慣れてきたら複数回ターンをして見ましょう。
ターンとターンの間は斜面を斜めに滑走していると思いますが、この時は基本姿勢に戻ります。
「三角形を作って脚の押し出しを緩めてスタート」、「右脚に乗って左ターン」、「ターンが終わったら元の位置に戻る基本姿勢で斜面を斜めに滑る(斜滑降)」、「今度は左脚に乗って右ターン」。
これを繰り返して見ましょう。
最後に、少しレベルの高い練習ですが、ターンをするための「回旋」を取り入れてみましょう。
ターンを始める際に、少し腿(もも)を内側に回すようなイメージを加えてください。ある程度スキーが上手くなってくると脚部の「回旋」が必要になってきます。
プルークボーゲンでターンをする際に、腿(もも)を内側に向ける回旋のイメージを加えることで、よりターンがしやすく、回りやすくなります。
プルークボーゲンの「コツ」は視線の高さ
ココがポイント
- スキーの初心者はどうしても足元が不安なもの、どうしても足元(=下)ばかり見てしまいますが、できるだけ遠くを見るようにしましょう。
人間は面白もので、見ている方向に向かうように体が自然と動くようです。自動車の運転も目の間ではなく行きたい方向を見ることで、自然とハンドルを次のカーブ方向へ回しているものです。
行きたい方向を見ようとすれば、上体、腰、腿(もも)、足首が連動してターン方向へ向く現象が起きます。
ゴール地点に指導者が立って、自分の方を目標に遠くを見るように促したり、トレイン滑走で前走者のフードを目標に追いかけさせ、視点を高めさせたりすることは良い指導法だと考えます。
プルークボーゲンが分かりやすい動画解説
筆者がお勧めする動画を以下にご紹介します。参考にして見てくださいね。2本の動画をご紹介します。
まずはプルークファーレン、ハの字で真っ直ぐ滑る動画、次にプルークボーゲン、ターンですね。丁寧な解説も付いているのでお勧めです。
おすすめ動画①
おすすめ動画②
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おさらい(今回のまとめ)
さて、プルークボーゲンのコツや練習方法にイメトレ方法をご紹介してきましたが、まとめると次のような感じです。
ココがポイント
- 難易度:初級→しかし、奥が深いので全レベルのスキーヤーにお勧め
①基本的な構えである「膝と足首の曲げ」「三角形」を身につけよう!
②スキーを三角形にして、スキーの内側を立て雪面抵抗を感じよう
③ターンでは「外脚」にしっかり重さを乗せよう
④足の「回旋」を加えて、ターンを仕掛けていこう基礎技術ながらも、とっても大事な技術です。スキー上達に向けて、頑張ってください。 - プルークボーゲンやスキーのイメトレはプロ選手の動きでイメトレしよう!
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